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歴史コラム

Presented by 歴史街道推進協議会歴史街道

第25回 近江商人のふるさと・近江八幡を訪ねて(滋賀県近江八幡市)

近江商人のまちを歩く


白雲館

滋賀県近江八幡市。JR近江八幡駅から徒歩約25分(駅前からバスの場合は長命寺行を利用 
http://www.ohmitetudo.co.jp/bus/)。白壁の土蔵が建ち並ぶ八幡堀、伝統的建造物群保存地区・新町通りなど、ここは「売り手よし、買い手よし、世間よし」三方よしの精神を受け継ぐ近江商人のふるさとです。
まずは、かつて、近江商人たちが子供の教育充実を図るために建てた八幡東学校で、現在は観光案内所になっている白雲館へ。歴史街道iセンターでもある案内所で情報を入手したら、新町通りへと向かいます。
近江八幡市立資料館は、「郷土資料館」(江戸時代末期の民家を修復したもので、近江八幡の商人の生活ぶりを再現展示)「歴史民俗資料館」(館に入るとまず正面に毎年3月中旬におこなわれる左義長まつりの山車が目を惹きます)、「旧西川家住宅」(近江を代表する豪商の邸宅。往時の繁栄ぶりがうかがえます)の3つの施設からなり、それぞれ歴史ある建物で近江商人の歴史を知ることができます。
http://www.city.omihachiman.shiga.jp/contents_detail.php?frmId=3993
また、3月21日(月・祝)までの期間、各家に伝わる雛人形を展示する「まちなみに装う ひいなのほほえみ」も開催されています。
http://www.omi8.com/wp/wp-content/uploads/2016.pdf



新町通り

近江八幡市郷土資料館

琵琶湖へつづく八幡堀

近江八幡は豊臣秀吉の甥、悲劇の武将とも言える秀次ゆかりの地。
秀次は、豊臣秀吉の甥として生まれ、幼い頃は浅井家や三好家に政略的に養子に出されます。1583年、三好家から離れ、羽柴の姓を名乗り、各地で秀吉を助けて戦い、軍功をあげました。1585年、わずか18歳で、近江43万石の領主に任じられた秀次は、現在の近江八幡市八幡山に築いた城を中心に安土城下の民を移し、城下町をつくりました。町の発展のため、楽市楽座を設け、城の防御と交通の手段のために八幡堀を琵琶湖とつなぎ大いに活用するなど、町の繁栄の基盤をわずか5年の間に構築しました。秀次の功績は今でも地元の人々に語り継がれています。
白雲館から日牟礼八幡宮の鳥居をくぐり堀にかかる白雲橋から見る「八幡堀と白壁の土蔵」は時代劇ではおなじの風景。近江八幡の水郷は、琵琶湖八景の一つ「春色・安土八幡の水郷」に数えられ、四季折々の美しさを求めて、多くの方が訪れています。
「水郷めぐり」や「八幡堀めぐり」は5社が行なっており、それぞれ乗船箇所や運航経路がちがうので事前にご確認ください。
http://www.omi8.com/annai/suigoumeguri.htm



八幡堀

白雲橋から

ヴォーリズ建築をめぐる


ヴォーリズ建築・旧八幡郵便局

近江八幡は、W・M・ヴォーリズゆかりの地としても知られています。
ヴォーリズは明治38年(1905)、英語教師として来日。以降83年の生涯を終えるまで近江八幡に在住し、キリスト教の伝道をはじめ様々な社会貢献活動を行いました。また、簡潔さの中に豊かなデザインとやさしく包容力のある空間を表現する建築家として、今でも多くのファンを持っています。
近江八幡駅から約2キロ、八幡小学校の西側には、ヴォーリズ建築の特徴のひとつであるレンガ造りの壁が連なる「池田町洋風住宅街」があります。そこから北東へ、一柳満喜子夫人と過ごした自宅は、ヴォーリズ記念館として、生涯の記録と遺品が展示されています(要予約)。その他、「一粒の会」が保存再生に取り組み、一般公開されている旧八幡郵便局、大正10年に建てられた近江兄弟社学園本館、昭和15年建築の八幡商業高校本館など。数々の建物が大切に残されています。


映像【旅の星】
近江八幡 商いの里 https://www.youtube.com/watch?v=SLj08Ec9Lyk
近江八幡 豊臣秀次のまちづくり https://www.youtube.com/watch?v=m4F4sNJ0pCQ


■周辺の見所
かわらミュージアム
かわらミュージアム
瓦工場跡地に八幡堀に面して建てられた瓦をテーマにしたミュージアム。「花さかじいさん」や「彦星と織姫」など昔話のモチーフが描かれているなど随所に遊び心が見られます。窓から見る近江八幡の瓦屋根の続く風景も展示の一つとなっています。
入館料 300円
http://www.city.omihachiman.shiga.jp/contents_detail.php?frmId=3961
■近江八幡市の情報はこちらから
近江八幡観光物産協会
http://www.omi8.com/
■近江八幡市へのアクセス
http://www.omi8.com/access/
大阪からJR新快速で60分
情報提供/歴史街道推進協議会
歴史街道のイベント
五感で体感! にほん文化シリーズ 味覚 天下の台所 
くいだおれて400年 〜考古学からみた大阪の食文化〜
平成28年3月1日(火)午前8時20分集合 ※好評につき追加募集

大阪市中央卸売市場見学とセミナーを通して、 「大阪の食文化」を実感していただきます。
セミナーでは、大阪城をはじめとする発掘調査から大阪の食文化の特色を歴史的に考えてみたいと思います。市場見学では果実せり、果物仲卸売場、水産仲卸売場等を見学し、お買物もお楽しみいただけます。
昼食は「魚河岸 たちばな」にて(にぎり寿司・てんぷら・茶碗蒸し・汁物・ぜんざい付き)

日  時:平成28年3月1日(火)午前8時20分集合(JR大阪環状線「野田駅」)
     ※好評につき追加募集
費  用:歴史街道倶楽部、近鉄文化サロン各会員6,800円(税込) 一般8,300円(税込)
     ※現地までの交通費は別途
詳しくは http://www.rekishikaido.gr.jp/club/event/2015/160301gokan25.html

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