農村を廻ると稲穂がピン!と天を向き、さあそろそろゆるりと垂れますかと準備万端。来る新米の季節に食好きの胃袋もワクワクしている頃でしょう。そしてもうひとつ新米と並んでこの季節になるとまだかまだかと待ち遠しいのが、そう!新酒!日本酒はもちろんのこと、酒好きの琴線をここ数年振れまくっているのがワインの新酒とビールの新酒。穫れたて葡萄を2-3ヶ月で飲み頃にヴォジョレーが有名ですがワインの新酒・ヌーヴォー。これまた摘みたてホップの香り爽やかな旬のホップの摘みたてビール。ヌーヴォーは11月初旬から。摘みたてホップの旬ビールはまさに今からです。
ワイン好きの方でしたら一度は訪れた事がある山梨は勝沼町。ここで10年程前からはじまったワイン好きの為のイベントがワインツーリズム。僕は第1回目から参加していましたが、当時は本当に小さなイベント。今では入場制限する程の大きなイベントに育ち、長野はじめ全国へ展開されている新酒ワインを楽しむ一大イベントになりました。この日は新酒ワインヌーヴォーはじめワイナリー自慢のワインを自由に試飲が出来、無料のバスが勝沼中を縦横無尽に走っているので、まさに田園地帯を体感しながらワインを楽しむワイン好きには堪えられない休日です。今年は11月7、8日開催。詳しくはこちらをご覧下さい。自称ワイン好きの方、一度は行かれた方が良いですよ。楽しめます!
さてこちらはビール好きの方へ。ビールというと香りと苦みを楽しむお酒。そしてその決めてはホップ。そのホップを摘むところからまるごとホップとビールを楽しんじゃおうという町おこしを行っているところが岩手県遠野市。遠野は遠野物語で有名な里山が広がる日本の良き自然が未だにぎゅっと詰まった素晴らしい場所。そして、以前遠野は日本のホップ生産量が1位だった場所。今は農家のホップ生産離れで第3位。再度の1位返り咲きを「ビールの里、遠野」をキャッチフレーズに取り組まれています。ホップの香りに包まれて、ビールにピッタリの遠野野菜をアテに穫れたてホップのビールを頂けば、もう天国へと上って行きます。そしてもうひとつ魅力的なのが宿泊。遠野は農家への宿泊・民泊がとても整ったところ。遠野民泊の良さはまずは体験しないと分かりません。これ以上は書く事が不可能なので、まずは遠野へ!ホップは今が収穫期。田畑も青く心地よい。さあ、ビール好きの皆さん。いますぐ遠野へお出かけください!