第9回 八女(やめ)福島 空き町家と伝統工法の再生による町並み文化の継承

土蔵造りの建物が連なる八女福島の町並み

【都道府県】福岡県八女郡
【団体名】NPO法人八女町家再生応援団
NPO法人八女町並みデザイン研究会

概要
八女福島は、江戸時代には福島城の城下町として繁栄し、城の解体後は在方(ざいかた)町(まち)(農村地域の商工業の中心地)として栄えた。瓦屋根の土蔵造りの町並みが特徴でだが、少子高齢化とともに放置された空き町家が増えている。そこで、空き町家群を活用し地域の活性化を図るとともに、伝統工法ワークショップなどで技術者の育成を行っている。
目標
八女福島の遺産の中核である空き町家の保存活用と、町家を支える伝統工法の継承を進め、八女福島遺産全体を保存・継承していく。
未来遺産委員会のコメント
日本中の空き家問題に対し、官民恊働で知恵を出し合い実践することで、建築文化とコミュニティを高いレベルで継承する解決モデルを示していると評価できる。

※本内容は日本ユネスコ協会連盟の協力のもと、転載しています。

新規会員登録

全国のあすたいむ倶楽部