世界遺産活動・未来遺産運動

天壇(テンダン)(中華人民共和国)

■北京の皇帝の聖壇

 天壇は中国で冬至の日、即位の大典の直前や親征出発前などに、中国皇帝が天を祀る円形の丘壇。中国人の宇宙観にある天と地との関係や、その関係のなかで皇帝の果たす特殊な役割の象徴である。古来首都の南方に設けられ、北京には1420年南方の外城に建造された。清の乾隆帝時時代の1749年には拡張され、径を下壇約63m、中壇約45m、上壇約30mとした。1889年焼失したが、10年後に再興された。

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※本内容は日本ユネスコ協会連盟の協力のもと、転載しています。

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