世界遺産活動・未来遺産運動

レオン大聖堂(ニカラグア共和国)

■フレンチゴシックの影響を強く受けた大聖堂

 1747年から19世紀初頭にかけて、グアテマラ建築家ディエゴ・ホセ・デ・ポレス・エスキベルの設計によって建設された。バロックから新古典主義への移行期を表現しており、その様式は、折衷主義と考えられている。落ち着きのある内装と、豊富な自然光が特徴であるが、聖堂内至聖所の天井曲面には、豪華な装飾が施されている。また、フランドル式の木製祭壇飾りや、ニカラグア人芸術家アントニオ・サッリア(19世紀後半から20世紀初頭)による、「十字架への道の14の場面」の絵画など、重要な美術作品を収蔵している。

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※本内容は日本ユネスコ協会連盟の協力のもと、転載しています。

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