世界遺産活動・未来遺産運動

コースとセヴェンヌの地中海性農牧地の文化的景観(フランス共和国)

■農業・牧畜と生物物理的環境との関連を示す景観

 中央フランスの南方に、302,319haの広さを有するこの遺産は、深い渓谷が点在する変化に富む山岳景観で、農業・牧畜システムと生物物理学的環境との関連性を示している。
コース地方の村々や、深い段丘の上にある頑丈な石造の農家からは、11世紀の大きな修道院組織の影響がうかがえる。構成資産のひとつであるモン・ロゼーレは、今でも夏期に伝統的な方法による移動放牧がおこなわれている最後に残る場所のひとつである。

※本内容は日本ユネスコ協会連盟の協力のもと、転載しています。

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