シニアのためのソーシャルネットワーク

50歳もなかばになって、老眼もすすんできましたが、根気もあまりないくせに新しいITツールがでるとやってみたくなります。iPhone 4も出てすぐ買いました。が、音楽を聞くだけとなっています。途中でお話が脱線することも多くなるとは思いますが、みなさんと一緒にソーシャルネットワークを勉強していけたらと思っています。

コラム一覧
第3章 シニアのためのセカンドライフ
第九回 生きがい就労開発事業
第十回 生きがい就労開発事業(2)
第十一回 生きがい就労開発事業(3)
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■担当マナビスト

山下 勝也
有限会社クレッシェンド
代表取締役
URL : http://crescendo.ne.jp
ツイッター :http://twitter.com/
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【 第3章 シニアのためのセカンドライフ】
 第十回 生きがい就労開発事業(2)

 「生きがい就労開発事業」とは、現役当初のフルタイムで生計維持のために働く働き方ではなく、一方で交流や趣味等楽しむだけの過ごし方でもなく、文字通り就労と生きがいの中間に位置づけられるようなセカンドライフと定義されています。

 特徴は、年齢に関わらずいつまでも「働きたいときに無理なく楽しく働けるフレキシブルな労働条件・労働環境」のもとで地域の課題解決に貢献する仕事で、地域の中に(自宅のそばに)そうした居場所・活躍場所が備えられているということになっています。

 現実に千葉県柏市では「生きがい就労開発事業」に着手し推進していっています。
 具体的には、「人と人のつながりの構築・強化」をテーマに、「農」「食」「支援」の3つの側面からの生きがい就労の場を創造し、高齢者のニーズを満たすとともに地域社会の課題解決に貢献する地域社会の新たな仕組みを構築することを目的としています。

 具体的に実現を目指している事業は現時点では7つあり、
 ●農業関係事業として、
  (1)耕作放棄地を利用した都市型農園事業、
  (2)団地内の空きスペースを利用したミニ野菜工場事業、
  (3)団地屋上を利用した屋上農園事業

 ●食関係事業として、
  (4)コミュニティ食堂事業、
  (5)移動販売・配食事業・支援関係事業として、
  (6)(学童)保育サービス事業、
  (7)生活支援事業

となっています。

 この現時点の7つの事業は、いずれも現実的に社会問題となっている課題であり、特に地域社会で深刻な社会問題となっている課題に正面からチャレンジしていこうという事業となっています。

 これらは高齢者のニーズと地域社会の課題をマッチングさせようとするすばらしい挑戦だとは思います。

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