50歳もなかばになって、老眼もすすんできましたが、根気もあまりないくせに新しいITツールがでるとやってみたくなります。iPhone 4も出てすぐ買いました。が、音楽を聞くだけとなっています。途中でお話が脱線することも多くなるとは思いますが、みなさんと一緒にソーシャルネットワークを勉強していけたらと思っています。
山下 勝也
有限会社クレッシェンド
代表取締役
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セカンドライフビジネス、シニアビジネスは無理をしないことが原則です。今回は、まず、個人事業として商売を立ち上げる段階からシミュレ-ションしてみましょう。
個人事業として起業する場合についても、その経営資源は、一般に言われるように「人、物、金」です。現在はその他の重要な要素として「情報」があります。この「人・物・金・情報」を整理し、商売をする業種、業態を決定します。それでは、ひとつひとつ検討してみましょう。
まず「人」問題からです。自分を中心に商売を始めるのですから、まず自分の人としての能力、もっと言えば、客観的に「人材」としての能力を見つめなおしてください。自分の長所・短所、自分の人脈、経営力、お金の使い方、極端な場合は鏡を見て、自分の表情まで見つめなおしてください。これは一人で考えてください。自分の中で自分自身の「人材」としての結論、長所、短所も含め具体化してみて下さい。
次に自分自身に、商売をするための「モチベーション」(動機付け)をかけてください。例えば、若い人なら「自分はお金を儲けてベンツに乗りたい」「自分の会社を上場企業にしたい」などですが、シニアビジネスの場合は、「経験をとうして社会に貢献」したいなど何でもいいです。
重要なことは、商売を継続していく、経営を継続していくということは、その間に何度も苦しいことがあるはずです。そのときその苦しさを克服するための、その強烈な苦しみ以上の迫力のある強烈な自分自身に対するモチベーションとマインドコントロールをしなければなりません。でなければ圧倒的な苦しい経営環境に圧し潰されてしまいます。
このように自分自身の覚悟が決まれば、「物」について考えてみてください。「物」は商品です。「何を売るか」、どのような商品を取り扱うかによって、何もかも商売の環境設定が変わってきます。例えばパン屋さんをしたい。パンが自宅で営業レベルの数量を焼けることはないから、店舗を構えるしかないのか、その場合の原材料費はどうするのか、これでは開業資金が多くかかるから、それではメーカーから仕入れ、車に乗せて売り歩くか、この場合の仕入資金をどうするのか、おそらくいろんな課題が見つかってきます。
シニアビジネスでも、ビジネスには変わりはありません。はじめる前に真剣に考えることは普通のビジネスと同様です。
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