50歳もなかばになって、老眼もすすんできましたが、根気もあまりないくせに新しいITツールがでるとやってみたくなります。iPhone 4も出てすぐ買いました。が、音楽を聞くだけとなっています。途中でお話が脱線することも多くなるとは思いますが、みなさんと一緒にソーシャルネットワークを勉強していけたらと思っています。
山下 勝也
有限会社クレッシェンド
代表取締役
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シニアのセカンドライフ、これを企業側から見た場合、現在どのような環境になっており、どう考えればよいのか。
企業におけるシニアの戦力化には、「現有能力の戦力化」と「生涯能力の戦力化」があります。現有能力の戦力化は、新職務で“それなりに活用できる専門能力”を活かして採算のとれる戦力にすることです。
また、生涯能力の戦力化は、65歳まではもとより、仕事生涯を通じ、企業戦力として貢献できる能力を形成し活用することと考えられています。現実に会社をはなれても、半数くらいのシニアが70歳くらいまで働いています。企業社会では、70歳現役社会はもう実現していると見たほうがよいでしょう。
現在、企業のなかで優先的に手を打つべきは、現有能力の戦力化となっています。役職定年前後から定年前OB化など問題化するシニアが出現し始めることを想えば、やはり50代前半あたりの“弛みはじめ”の時期からキャリアデザイン研修などを通じ、職業人生設計を行わせている企業も多くなってきています。
今後の働き方や専門能力を高めることなどセカンドキャリアの働き方の準備をしておくことも大切だという認識に企業側は気づき始めています。
シニアの再雇用で最も大きな障がいになるのは、個人の意識・価値観です。多くのシニアが、セカンドキャリア期の働き方の理解とその心構えができていません。ファーストキャリアの生き方や価値観のままでは、セカンドキャリアは上手くはいきません。
上昇キャリアから下降キャリアへの転換期の受け止め方として、自己の内面を、次のセカンドキャリアに軸足をおいた価値観に転換できれば、意識面の切り替えは早くなります。
要は、仕事の目標や価値観の切り替えをどう進めるかということになります。これまでのファーストキャリア期は、仕事で頑張り、会社で出世、個人生活は後回しの働き方をしてきましたならば、今後のセカンドキャリア期は、仕事貢献しながら会社とよき関係を保ち、個人生活もバランスの取れた働き方を目指せばよいということになります。
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