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第四回 肩コリと腰の関係

 日本人にはつきものの肩コリ。シニア世代で、肩コリを経験したことがないという方は少ないのでは。 私のスタジオにやって来てくださるお客様でも、“現在困っている改善したい点”の肩コリの箇所に、チェックがつかない方はほとんどいらっしゃらないといっても過言ではありません。あるいは、凝り過ぎて肩コリなのか、何なのか分からなくなっている方も中にはいらっしゃいます。
でも、西洋人にはこの“肩コリ”は少ないと言われます。これはどうしてなのでしょうか?

 日本人の肩コリになる順序はおおむね次のような順番で起こります。

  腰が下がる → 猫背になる → 肩甲骨が開く → 肩が前にでる → 首が下向き加減になる
  (視線の水平を守るため)→ 肩に力を入れて首を持ち上げまっすぐにし、視線を上げる
  → 肩コリが生じる

 このように、腰が下がることから連鎖して肩がこるわけですが、日本人と比べて西洋人はもともとヒップアップしていて腰にバネがあるため、腰が下がりにくくなっています。



”脊柱の前湾曲と腰のバネ”
脊柱は首と腰で前湾曲してバネを生みだしている

 写真のように、人間の背骨は横から見ると二か所で前湾曲しています。腰と首の前湾曲によってバネが出来、そのバネにより、バランスをとって立つのです。
 腰のバネの強さはヒップアップの度合いで決まり、特に黒人の体型と東洋人の体型を例に取るとその違いは顕著です。黒人の骨盤は前方に巻き込むような角度にヒップアップしていて、強いバネになっています。一方日本人はどうでしょう?最近の子供たちは足も長く、西洋人の体型に近づいていると言われますが、腰自体は下がっている子がとても多く見られます。要は骨盤の角度の問題と言えるのです。



”骨盤の下がりと姿勢の関係”
(1)腰と首の湾曲があり、頭の重さや重力を分散させ、きれいに姿勢を保つことができている。
(2)骨盤が下がって、脊椎のS字カーブがくずれ、C字カーブになり腰と首の湾曲がなくなっているため、猫背になり、膝、あごなどで全体のバランスを取ろうとする。(姿勢の悪化、全身の不具合の発生)


 つまり、肩コリをとるためには、肩に直接アプローチをすることよりも、ヒップアップしたバネのあるからだをつくることが一番大事です。
 肩もみやマッサージは一時的に楽になるような気がしますが、一か所に同じ刺激を加え続けると、生きもののからだは、硬くなって刺激から身を守ろうとする防御機能を持っています。死ぬ時にはからだが硬直します。それを考えても、からだが硬直するということが良くないことであることは歴然としていますね。マッサージチェアーを使い慣れている方で「最初は弱でやっとだったのに、最近は慣れて強でも平気」などと自慢している方はいらっしゃいませんか?

 からだの中心、「骨盤」。柔らかいしなやかな腰をつくることで、肩コリは改善できます。
ヒップアップしたバネのある腰をつくるには色んな方法があると思います。少し視点を変えて、腰からアプローチする肩コリ改善、是非トライしてみてくださいね。

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