高齢化社会は目の前。仕組みを知るのと知らないのでは大違い。上手に利用して安心セカンドライフを送りましょう。
丸尾 仁志
株式会社アクティブライフ
(大阪ガスグループ)
アクティブライフ豊中 営業課 兼
在宅サービス課 課長
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平成23年11月1日現在、医療保険(注)とは、病気やケガなどで入院治療や通院治療または手術を受けた場合に、そのときかかった医療費の7割の給付を受けられる(小学校就学〜70歳未満の方の場合)制度です(この場合、病院の窓口でお支払いをするのは、かかった医療費の3割となります)。
つまり、医療保険はインフルエンザの予防接種に代表されるように、「予防」を目的としたものには給付されないため、全額自己負担となります。
では、医療保険にはどのような種類があるか見ていきましょう。
(注)ここで取り扱う医療保険とは、公的な医療保険であり、民間の保険会社が取り扱っている医療保険ではありません。
医療保険には、職域・地域、年齢(高齢・老齢)に応じて次の種類があります。
また、医療保険制度の加入者等(平成22年3月末現在)は次の通りです(出典:厚生労働省HPより)。
これらのうち、皆様に馴染みの深い次の3制度についてご説明させていただこうと考えています。
(1)全国健康保険協会管掌(注)の健康保険
(2)市区町村管掌の国民健康保険
(3)後期高齢者医療制度
(注)管掌(かんしょう):自分の管轄の職務として責任をもって取り扱うこと。
次回は、全国健康保険協会管掌の健康保険についてご説明いたします。