平安初期、男山山頂に遷座された石清水八幡宮。その門前町として栄えた京都府八幡市は、木津川、宇治川、桂川の3つの川の合流地です。
「仁和寺にある法師、年寄るまで、石清水を拝まざりければ、心うく覚えて…」(徒然草第52段)
京阪「八幡市駅」で男山ケーブルに乗り換えるか、参道を使って登っていくか。男山山頂の石清水八幡宮をめざします。
石清水八幡宮は、860年の創建。現在の社殿は徳川家光の修造の八幡造りで、本殿のみずがきや回廊、幣殿は彩色をほどこした見事な動植物の彫刻で飾られています。文化財としての価値が認められ、本殿、摂社武内社本殿、瑞籬、幣殿及び舞殿、楼門、東門、西門などが国宝に指定されています。
山頂には「なぜここに?」、エジソン記念碑が建っています。
エジソンが発明した白熱電球の光源(フィラメント)に使われたのは「竹」。日本各地の竹 を受け取ったエジソンはそれらを使いさらに実験を繰り返し、そしてついに、最も長持ちのする、最高の竹を発見します。そしてその竹こそが京都・男山周辺の真竹で、この竹を使用した電球は平均1,000時間以上も輝き続けたといわれています。石清水八幡宮の境内にエジソン記念碑があるのはそのためです。
ここでは、世界の発明王の遺徳を偲び、毎年エジソンの誕生日である2月11日にエジソン生誕祭、命日である10月18日にエジソン碑前祭がおこなわれています。
八幡市駅から徒歩約3分。男山の麓、神応寺の近くに大きな五輪石塔「航海記念塔」が建っています。高さ約6m、幅約2.5mにおよぶ日本最大規模のものです。起源や作者は明らかでなく、多くの言い伝えが残されています。口碑によると平安時代の末期に摂津国、尼崎の豪商が日宋貿易の帰途海上で大しけに会い、石清水八幡宮に祈り無事帰還できたとか。これを感謝し、塔を建立。以降、船乗りたちが航海の無事を祈願したところから「航海記念塔」と呼ばれたということです。
神応寺から高良神社へ。社の前の道路を挟んで放生川に架かる反橋は、安居(あんご)橋と呼ばれています。江戸時代、放生川には、現在より多くの橋が架けられていました。安居橋の名前の由来は諸説ありますが、かつてすぐ川下にあった五位橋に相対する仮の橋として造られたため、「相五位橋(あいごいばし)」とよばれ、それが変化して安居橋と呼ばれるようになったとか。1868年、鳥羽伏見の戦いで焼失しましたが、古くから「高橋」という反り橋が川下にあったことから、この高橋を偲ぶ形で再興されました。現在は、石清水祭(放生会)の舞台となっています。
次代を担う若者や子どもたちに日本の歴史や文化にもっと親しみ、理解を深めてもらおうという歴史街道版「教育プログラム」。春は奈良で開催します。
木、樹、森、林、枝、幹、葉、などなど、日本語には「木」に関する言葉がたくさんあります。
それは日本文化が木の文化だということです。
昔の子どもは木登りして遊んだものですが、最近はそういう遊びは姿を消してしまいました。
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