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~令和の言祝ぎ 新内が紡ぐ 万葉のうた~

新内の楽しみ6

新内の楽曲は心中など悲劇の物語ばかりではありません。 古典曲には、新年にふさわしい慶事を寿ぐお祝いの曲「ご祝儀曲」を、また新作曲としては、令和の出典といわれる万葉集より、万葉集の編さんに加わった大伴家持と彼を育てた叔母の坂上郎女(さかのうえのいらつめ)、万葉集を代表するふたりの歌人に焦点をあてます。ゲストには日本固有の弦楽器である和琴(倭琴)を迎え、うたの心を描きだします。



※和琴

和琴(わごん)とは、日本固有の六弦の弦楽器で、日本最古の楽器です。

御神楽(みかぐら)、久米歌(くめうた)、東歌(あずまうた)、大歌(おおうた)(宮廷儀式で歌われる歌謡)の演奏で用いられ、一般に目にする機会や演奏されることは滅多にありません。

現在、「こと」として知られている楽器は十三弦ある箏(そう)で、実は中国大陸からの渡来楽器です。したがって和琴とは起源も楽器の構造も奏法も異なるものです。



今回は、この和琴と新内の共演する万葉の物語。古代より伝わる素朴な和琴の音もどうぞお楽しみください。



■公演日・時間

2020年1月16日 (木) 14:00開演 / 13:45開場



■会場

茨木市市民総合センター(クリエイトセンター)3F・304号室



■出演

語り・三味線:新内志賀(重森三果) しんない しが

京都市生まれ。幼少期より江戸浄瑠璃新内節を研進派初代家元・新内志賀大掾及び新派家元・富士松菊三郎に師事。小唄を里園派宗家・里園志寿栄及び里園志寿華に師事。2012年研進派家元、並びに新内志賀の襲名を果たし、現在は一門の指導・育成に献身している。本名の重森三果名義では、さまざまな文学をもとに脚色した作品や自ら書き下ろした楽曲を、新しい試みをもって精力的に発表している。また数多くの映画・テレビ等に於いて邦楽指導、演奏出演するなど多岐にわたって活動をしている。2014年文化庁芸術祭音楽部門優秀賞受賞。



三味線(上調子):新内志賀桜 しんない しがおう

4歳より新内志賀に師事。2017年、東京藝術大学(長唄三味線専攻)卒業。京都市立芸術大学(日本伝統音楽研究専攻)修士課程修了。長唄を稀音家温子、東音新井康子に師事。



ゲスト 和琴:中川佳代子 (箏曲演奏家)

高崎芸術短期大学卒業。NHK邦楽技能者育成会卒業。1989年CD「沢井忠夫合奏団の世界」が文化庁芸術作品賞受賞。1994年青山音楽賞受賞。1998年文化庁芸術研修員認定。2002年賢順全国箏曲コンクール最高位「賢順賞」受賞。2013年京都市芸術文化協会新人賞受賞。

海外においてはアジアツアー(文化庁助成公演)モスクワ、サンクトペテルブルグにてソロ公演、韓国晋州国楽交響楽団定期演奏会に20絃ソリストとして招かれるなど公演多数。

近年、日本最古の弦楽器「和琴」奏者として、2015年現代神樂「甕の音なひ」(企画・作曲:藤枝守)2016年ジャパンソサエティー主催「現代神樂」NY公演、2018年MFJ音楽祭(NY)に参加。「声」「ウタ」を伴う演奏をメインに現代音楽の初演、洋楽器、コーラスとの共演、オペラ、即興など多彩な場面で活動を展開している。沢井忠夫、沢井一恵、岩堀敬子に師事。沢井忠夫合奏団団員。



■曲目

古典「子宝三番叟」

新作「万葉の恋唄」



■料金<全席自由>

1,500円



■問合せ

(公財)茨木市文化振興財団 TEL 072-625-3055

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