広島県は国産レモン発祥の地で、現在も全国一の生産量を誇っています。広島県産の露地栽培のレモンの出荷開始は10月から。10月から12月まではグリーンレモンとして出荷されます。香り高く清涼感はバツグンです。年が明けて1月から5月までは通常(イエロー)のレモンで出荷されます。その他の時期も鮮度を保持して貯蔵したレモンやハウスレモンが出荷され、一年間を通して果実を楽しむことができます。
広島県産レモンの特徴の一つは、防腐剤を一切使用しないことです(広島県農林水産局園芸産地推進課より)。料理にもドリンクにも皮ごと安心して使えます。まろやかな酸味も相まって、全国の消費者に支持されています。
果汁を絞るのでなく、皮までレモンを美味しく食べていただきたい!今回特にお勧めしたいのが美容と健康にもうれしい「レモン鍋」です。爽やかなレモンの香り立つ、さっぱりした鍋料理は、地元でも大人気です。
<具材> | ||
レモン |
………… | 1個 |
鯛(お魚) |
………… | 25gを2切れ |
鯛の頭 |
………… | 20gを2つ |
長ねぎ |
………… | 1/2本 |
しめじ |
………… | 10g |
えのき |
………… | 10g |
九条ねぎ |
………… | 1本 |
大根おろし | ………… | 150g |
豚ローススライス | ||
………… | 2枚 | |
白菜 | ………… | 200g |
<合わせ調味料> | ||
合わせ調味料汁 | ||
………… | 300cc | |
淡口醤油 | ………… | 20cc |
みりん | ………… | 20cc |
しょっつる(魚醤) | ||
………… | 3cc | |
酒 | ………… | 20cc |
・野菜は季節の野菜なら他のものでもOK。その他お好みでアレンジして。
・レモンに火が通ることで、食欲をそそる香りがさらにアップ。
・皮ごとレモンを食材と一緒に食べると、生臭さが消え、さらに旨味がアップ。
・レモンを、炊き過ぎると、苦みが出るので注意する。
新鮮なお魚が、花やの「うり」!旬の鮮魚を お刺身・焼き・酢の物…など…色んなお料理に。もちろん旬のお野菜もご用意。すべてのコースにはこの店人気一番の「広島焼き」がついています。
あれ?おかずはどこ?実はこれ、こう見えても立派に1食分。ご飯とおかずなんです。いりこ出汁にたっぷりの旬の食材をご飯で隠した、福山市の郷土料理「うずみ」は、江戸時代の倹約政治により、ぜいたく品とされた具材をご飯で隠して「埋めて(うずめて)」食べたのが始まりと言われ、主に秋の収穫を祝う料理として現在まで伝承されています。
昭和40年代までは、主に秋の収穫を祝う料理として各所で食べられてきましたが、食生活の多様化に伴い一時廃れていました。しかし、郷土料理として見直されて復活し、現在では市内の小学校、保育所の給食メニューとなったり、隠れた具を掘り出す様を宝探しになぞらえた開運料理として盛んになり、今では市内の多くの料理店で個性的な「うずみ」がふるまわれています。
さあ、福山市の「うずみ」でお宝を掘り出し、気分は江戸時代にタイムスリップ!