細くて長いことから長寿を願って食されるそば。出雲そばは、そばの実を黒い甘皮ごと挽く「挽きぐるみ」という粉を使用しています。そばの甘皮は、生活習慣病を防ぐとされているルチンを含んでいるうえ、そばの実は外側ほど栄養価が高いため、そば本来の滋養をあますことなくいただけます。色が濃く豊かな香りが特徴です。出雲そばは上の写真のように三段の丸い漆器にそばを盛る割子そばがポピュラーです。
<具材> | ||
なまそば | ………… | 120g |
ねぎ | ………… | 適量 |
もみじおろし | ………… | 適量 |
かつお節 |
………… | 適量 |
のり |
………… | 適量 |
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ぜんざいは出雲が発祥の地になります。江戸時代の文献「祇園物語」に、旧暦10月、出雲に全国から神々が集まる「神在祭(かみありさい)」でふるまわれた「神在餅(じんざいもち)」は、“赤豆を煮て汁を多くし、少し餅を入れたもの”と記されています。その「じんざい」が、出雲弁(ずーずー弁)で訛って「ずんざい」、さらには「ぜんざい」となって京都に伝わったといわれています。10月31日は出雲ぜんざいの日です。
9月に入り朝晩が涼しく感じられるようになって来ました。秋が旬のおそばはこれからが美味しくなる季節です。
ところで、9月は防災月間ということをご存知ですか? 1923年9月1日に発生した関東大震災にちなむとともに、8月31日から9月1日付近は、台風の襲来が多いとされる二百十日にあたります。「備えあれば憂い無し」。シニア世代は若い人たちに対するお手本としても、災害への備えを日々怠らないようにしたいものです。
エネルギー供給は複数確保し、自宅でも分散型発電を実現することが、現代の防災への「備え」といえるでしょう。