世界遺産活動・未来遺産運動

リオデジャネイロ:山と海の間のカリオッカの景観(ブラジル連邦共和国)

■周囲の自然環境と調和して形成された街

 カリオッカとは、リオデジャネイロの市民およびその出身者をさす言葉。チジュカ国立公園の標高1021mの山々から大西洋の海岸に至るまでの自然要素が、リオデジャネイロの都市開発に取り込まれている点が特徴。登録資産にはコルコバードの丘に立つ高さ40mのキリスト像、19世紀初頭に建設された植物園、グアナバラ湾周辺の丘陵地帯、コパカバーナの海岸線なども含まれる。こうしたリオデジャネイロの景観は、音楽家や造園家、都市計画家などに芸術的なインスピレーションを与えた点でも重要である。

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※本内容は日本ユネスコ協会連盟の協力のもと、転載しています。

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