50歳もなかばになって、老眼もすすんできましたが、根気もあまりないくせに新しいITツールがでるとやってみたくなります。iPhone 4も出てすぐ買いました。が、音楽を聞くだけとなっています。途中でお話が脱線することも多くなるとは思いますが、みなさんと一緒にソーシャルネットワークを勉強していけたらと思っています。
山下 勝也
有限会社クレッシェンド
代表取締役
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セカンドライフについてのレポ-トや書籍は多く出ています。それらを読んでみると、スロ-ライフであってもビジネスライフであっても多様なセカンドライフがあります。
ただ、読めば読むほどなんとなく違和感を感じるときがあります。特に社会の利害と多くかかわることがあるビジネスライフにおいては、起業パタ-ンであっても、就労パタ-ンであっても何か違和感が払拭できない部分があります。
何かはあまりはっきりしないのですが、セカンドライフについてのレポ-トや書籍によく出てくるキ-ワ-ドに『生きがい』という言葉があります。『生きがい』就労、『生きがい』起業という内容でいろんなことが書かれています。
現役世代はなんのために働いたり起業をしたりするのか、おそらく「生活のため」なんでしょう。「生活のため」に頑張り、リスクをとってビジネス社会で頑張っているのでしょう。この「生活のため」の延長線上には「子供のため」「老後のため」「よりよい生活のため」という将来にむけた目的を達成するために今を頑張っているという集団と捉えることができ、その集団でビジネス社会を構成しているのでしょう。
これに対して、『生きがい』というのは、その将来目標が『健康のため』とかいう漠然とした、主観的な目標に直結してしまい、そこには、競争もなく、リスクをとることもなく、就労し、起業する姿が浮びます。
起業パタ-ンであっても、就労パタ-ンであってもビジネスライフを選択する場合には、これら集団と現役世代の集団が社会やビジネスの利害のなかで接触することになります。そこに何かの違和感を覚える原因があるのではないかと思います。
自分のまわりで、ちらほら定年する友人や先輩が出だしてきており、それらの友人や先輩をみていても、非常に元気でまだまだ頑張れる心と身体をもっているように見受けられます。ただ、リスクをとる勇気が極端に衰えており、ギリギリの決断をする場合、人生の仕上がり感がやはり表に出てきて、現役時代のような思い切った決断はできないようです。
そうするとその人にかかわっている現役世代がやる気を喪失していくというスパイラルに陥っていくようにみえる場面を何度か経験しました。自分自身がその年齢になって初めて気づいたことなのですが、セカンドライフを語るには、きれいごとで語れるようなものではないような気がします。
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