シニアのためのソーシャルネットワーク

50歳もなかばになって、老眼もすすんできましたが、根気もあまりないくせに新しいITツールがでるとやってみたくなります。iPhone 4も出てすぐ買いました。が、音楽を聞くだけとなっています。途中でお話が脱線することも多くなるとは思いますが、みなさんと一緒にソーシャルネットワークを勉強していけたらと思っています。

コラム一覧
第3章 シニアのためのセカンドライフ
第四十八回 セカンドライフビジネスに必要な知識(32) 働き方改革
第四十九回 セカンドライフビジネスに必要な知識(33) 現役時代から
第五十回 セカンドライフビジネスに必要な知識(34) シニア市場から
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■担当マナビスト

山下 勝也
有限会社クレッシェンド
代表取締役
URL : http://crescendo.ne.jp
ツイッター :http://twitter.com/
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【第3章 シニアのためのセカンドライフ】
第四十九回 セカンドライフビジネスに必要な知識(33) 現役時代から

 定年延長などで、シニアと呼ばれる人もまだ会社員生活をしている人が多いと思います。このような人たちが、シニアのセカンドライフとして、定年後に起業独立を考えている人は「今一体何ができるのか」を考えておかなければなりません。まず、今の自分は定年後に何ができるのか、ほんの少しの時間でも将来に向けて今何ができるのかということを考えることは、大事なことです。

 まず最初に、自分の好きなこと、得意なことは何か考えてみましょう。
例えば、経理会計が得意な方は、将来的にも「会計分野」を目指すことができます。少し難易度は高めですが、税理士、公認会計士の資格取得を目指すことも良いと思います。ただ、経理代行であれば特に資格は必要はないので、在職中に取得した簿記などの知識が約に立ちます。

 このように考えると、現役の会社員のうちから何をすべきかが見えくるのではないでしょうか。その基準としては、自分の好きなことは何なのか、人が苦手としていることで、自分が得意とすることは何なのかなど、今一度、自分のスキルや経験を棚卸してみることが必要となります。

 また、社会問題からニーズを探っておくことも大切です。自分の得意とするスキルとジャンルが、社会的課題(社会のニーズ)と合致したときに、起業できるチャンスが生まれます。例えば、日ごろから下記のような社会問題から自分のできるビジネスの種を考えてみましょう。

 環境-自然破壊、ヒートアイランド、ゴミ問題、放射能問題、生物多様性、地球温暖化、気候変動など。
 教育-待機児童、メディア・ネットリテラシー、学級崩壊、途上国女子教育、識字率問題、ニート問題など。
 文化-活字文化(電子書籍)、地域スポーツ、伝統文化継承、日本文化発信、後継者問題など。
 経済-所得格差、ワークライフバランス、BOP支援、女性リーダー育成、リストラ、CSRなど。

他にも多くの分野があり、その分野ごとに社会問題となっている領域があります。一度調べてみてはいかがでしょうか。

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