シニアのためのソーシャルネットワーク

50歳もなかばになって、老眼もすすんできましたが、根気もあまりないくせに新しいITツールがでるとやってみたくなります。iPhone 4も出てすぐ買いました。が、音楽を聞くだけとなっています。途中でお話が脱線することも多くなるとは思いますが、みなさんと一緒にソーシャルネットワークを勉強していけたらと思っています。

コラム一覧
第3章 シニアのためのセカンドライフ
第五十二回 セカンドライフビジネスに必要な知識(36) 企業におけるシニアのセカンドライフ
第五十三回 セカンドライフビジネスに必要な知識(37) 仕事に対する考え方
第五十四回 セカンドライフビジネスに必要な知識(38) 生き方
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■担当マナビスト

山下 勝也
有限会社クレッシェンド
代表取締役
URL : http://crescendo.ne.jp
ツイッター :http://twitter.com/
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【第3章 シニアのためのセカンドライフ】
第五十四回 セカンドライフビジネスに必要な知識(38) 生き方

 セカンドライフといっても、そこは人間なので体力的、精神的な限界があります。体力が続く限り、健康上で問題なければ、働けるまで働きたいと思っているシニア世代は多くいます。
 問題は、年齢からくる身体の限界です。元気な人は80歳過ぎまで働き続けています。しかし、一般のシニアは、75歳を過ぎた頃から肉体的にも精神的にも働くのが辛くなってくるようです。働きたいけれども体力を使う仕事は出来なくなる年齢がやって来ます。

 このようなことを考えると、人生100年の高齢化社会のなか、65歳から75歳までの10年間は、75歳以降の老後生活を経済的に支える期間であると考えなければなりません。この時に働き老齢アリになって75歳以降にやって来る厳しい冬を快適に過ごす準備をするという考え方もひとつです。
何とか75歳までお金を稼ぎ続ける仕事を見つけて維持することを目標とすることもシニアの立派なセカンドライフです。

 65歳からはフルに年金を受給できます。国民年金だけの高齢者は、生活費を補填するために最低月額10万円以上のアルバイトかパート、または、自営をする必要があります。厚生年金と国民年金を貰えるシニアは、働かなくても何とか生活ができる人が多いはずです。そんなシニアは、アルバイトかパートをして月額10万円以上を稼げば、年間120万円以上を貯蓄に回せます。

 当然、65歳から75歳までの間に病気で何度か働くことが出来ない期間もあるかもしれません。しかし、目的が明確であれば、アルバイトやパートで継続して、働けなくなっても別の働き口を探すという意識が出てきます。

 セカンドライフでは、健康で体が動けるうちは、諦めないということが肝心です。75歳以降の老後生活を快適にするためという大義名分が頭の中に刻み込まれていればそれが出来るはずです。

 65歳から75歳までの10年間を働き蟻のようにお金を貯めるためには、自分独自のお金の稼ぎ方を探して試し続けるのが基本となります。どの会社も65歳以上のシニアを喜んで雇用してはくれません。雇用される分野を自分で見つけて売り込むことが必要となります。

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