落ち着いた上品な雰囲気が漂う「カフェ ラヴニール」。
ホテルエルセラーン大阪の地下1階にあるこちらでは、
自家焙煎したコーヒーや、店主厳選のリーフティーを楽しめます。
優雅なイタリア家具に囲まれながらゆったりとしたひとときを…
今回は、そんなこちらのカフェの魅力をたっぷりご紹介します。
イタリアン、日本料理など6つの専門店舗からなる地下飲食街「アシェット・ドージマ」。
その一角にある、シックな佇まいの外観で存在感を放つ「カフェ ラヴニール」がこちらです。
入口を入った右手にあるレジのすぐ隣には、アメリカ・ディードリッヒ社のロースター(焙煎機)を設置。日本でこのロースターを置いている店舗は珍しいとのことで、早速期待が高まります!
店内をエレガントに演出しているのは、北イタリア・ベローナの家具。ベローナと言えば、戯曲“ロミオとジュリエット”の舞台になった地ということもあり、こちらの家具に囲まれていると都会の喧噪がうそのような、ゆったりした時間が流れていくようです。
オーダーメイドのサイフォンガステーブル。幻想的な光で店内を演出します。
できたてのコーヒーを1杯ずつ目の前でサイフォンからカップに注いでくれます。コーヒーのとってもよい香りが漂います!コーヒー豆の種類は十数種ほどで、中には風味・品質が国際審査会で評価された「カップオブエクセレンス」の称号を持つコーヒーなどもいただけるんですよ。
ロースターのドラムの中に生豆を入れて、焼き具合を見ながら焙煎。およそ15~20分で焼き上がり、こんがり茶色い豆へと姿を変えてドラムの中から出てきます。こちらのコーヒーがとてもフレッシュなのは、必要な分だけを毎回少量ずつ焙煎しているからというわけなんです。
今日いただいたのは、「プレーンワッフル」(600円)。フランス製のワッフルベーカーで、外はカリッと、中はふわっと焼き上げられた、ほどよい甘みの逸品です。フードメニューはほかにも、スコーンやサンドウィッチ、ピザなど、ランチからティータイムまで対応できる幅広いラインナップです。
また、産地や収穫年度を見ながら店主自らが厳選したリーフティー(6種)も楽しめます。
店主の胸には、コーヒーマイスターやティーアドバイザーのブローチが。豊富な知識で、お客様の質問にも丁寧に楽しく答えてくれるので、ついいろいろ聞きたくなります。サイフォンをはじめ、エスプレッソ、フレンチプレスと抽出方法もさまざま。豆ごとの良さを引き出すために、それぞれの素材に適した方法で提供しておられるんですね。サイフォンガステーブルは微妙な火力調整ができ使い勝手も良いのだそう。
コーヒーマイスターが選び抜いた豆で淹れるくつろぎの一杯を是非一度お楽しみください!
エントランスの雰囲気からは一見敷居が高く感じられるかもしれませんが、一歩店内に入ると、いつまででも座って居たくなるような、アットホームで気取らない雰囲気に包まれています。まさに大阪・キタの隠れ家的カフェといった感じで、淹れたてのコーヒーや、店主・スタッフさんとの会話がたちまち疲れを癒してくれそう。若い方からシニア世代の方まで、買い物や観劇後などに、ゆったりとした時間を過ごしたいみなさんに、ぜひオススメしたいお店です。
住所/ | 大阪市北区堂島1丁目5-25 |
ホテルエルセラーン大阪B1F |
営業時間/ | 平日11:00~21:00 |
土曜11:00~18:00 |
【レポーター紹介】
拓麻早希(たくまさき):元宝塚歌劇団星組所属。
ベルリン公演にも参加し、男役、娘役の両方を経験する。中国公演で退団後はマッスルミュージカル、劇団新感線、東宝ミュージカル、ドラマ、映画、CM等に出演する他に、女性専用フィットネスの立ち上げも行う。