シニアのためのソーシャルネットワーク

50歳もなかばになって、老眼もすすんできましたが、根気もあまりないくせに新しいITツールがでるとやってみたくなります。iPhone 4も出てすぐ買いました。が、音楽を聞くだけとなっています。途中でお話が脱線することも多くなるとは思いますが、みなさんと一緒にソーシャルネットワークを勉強していけたらと思っています。

コラム一覧
第3章 シニアのためのセカンドライフ
第十五回 セカンドライフビジネスとは(4)
第十六回 セカンドライフビジネスとは(5)
第十七回 セカンドライフビジネスに必要な知識(1)
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■担当マナビスト

山下 勝也
有限会社クレッシェンド
代表取締役
URL : http://crescendo.ne.jp
ツイッター :http://twitter.com/
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【 第3章 シニアのためのセカンドライフ】
 第十六回 セカンドライフビジネスとは(5)

 前回、シニアビジネスを「家計の足しになるようなビジネス」から始めて、「小さく生んで大きく育てる」ビジネスと結論づけました。このように結論づけて、さて、それでは自分はどんなビジネスをすれば「家計の足し」「年金の足し」になるのか。おそらく考えてみてもなかなか出てこないはずです。

 商売、ビジネスというものは、経営資源がなくてはスタートできません。経営資源とは『人』『モノ』『金』『情報』をいいます。シニアビジネスを冷静に客観的に考えると、まず『人=自分自身』『モノ=?』『金=今後の生活に支障のない範囲』『情報=新聞・雑誌・インターネット・友人』となります。

 このように考えると自然と『モノ=?』の『?』が決まってきます。経営資源のなかでの『モノ』とは、物品であり、商品でありサービスであったり、販売や提供することで対価を得ることができるものをいいます。客観的に考えるとシニアビジネスではそれほど大きなビジネス、リスクのあるビジネスはできないということになります。こういう視点から考えてもまずは「家計の足し」「年金の足し」になるビジネスを考えることになります。

 何かおもしろくないなぁと思う方もいらっしゃると思います。その感覚は正しくて、こんなんだったらやらないほうがマシだろうと考える人もいると思います。ここまで理解したときに初めて前回述べた、「仕事の経験・知識や資格を生かしたかった」「社会の役に立つ仕事がしたかった」などの開業動機、シニアビジネスを立ち上げる動機を、自分自身に当て込むわけです。

 さて、ここまで頭と気持ちが整理できれば、いよいよ『モノ=?』の『?』を探します。
ビジネス、日本語だと商売ですが、時代劇などをみていると『商い(あきない)』という言葉(商売人をあきんどというのを聞いたことがあると思います。)がよく出てきますが、これが今でいう商売です。よく昔の人はこの言葉を使って、商売というのは、『飽きない(商い)』でやり続けるものだと言っていました。

 『モノ=?』の『?』は『飽きない(商い)』でやり続けることができるものじゃなくてはなりません。自分にとって『飽きない(商い)』でやり続けることは何かを問うことがまず『?』の解を出すための端緒となります。

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