園芸TOP >  > 第11回「タマネギ」

第11回「タマネギ」

■タネまき

発芽適温は15〜20℃、生育適温は15℃前後で、一般地では9月中にタネまきをします。
12cmポットに10粒程度まき本葉3〜4枚(育苗は55日程度)になったら苗を植え付けます。タネまきしてから1ヵ月程度生育した後、2〜3回程液肥を施すと生育がスムーズになります。

■苗の植え付け

早生種で11月上中旬、中生・中晩生種で11月中下旬、晩生種は11月下旬ごろが苗の植え付けの適期です。2条で株間10〜12cmの間隔で定植します。その際、葉の分岐点が埋まるまで深植えしないようにして下さい。

■水やりと追肥

水は土の表面が乾いたらたっぷりと与えますが、寒冷期はなるべく暖かい午前中に行います。
追肥は、1月、2月、3月上旬の3回施用し、肥効の長い粒状肥料を軽く1つまみ(10g程度)与えます。それ以降に追肥をすると葉ばかりが大きくなって、玉が肥大しにくくなり腐敗も多くなるので注意が必要です。
冬の間はほとんど生育は進みませんが、3月下旬ごろから葉がどんどん生長してきます。

■収穫

茎葉が7〜8割倒伏し、なお緑色を残す時期に晴天の日を見計らって収穫します。根元を持って引き抜きます。1〜2日天日干しした後、雨の当らない場所で保管します。早生種で5月上旬、中生種で5月下旬、中晩生種で6月上旬ごろが収穫の時期になります。

■貯蔵する場合

つり玉貯蔵をする場合は、葉が半乾きくらいになったころ、5〜10球ずつひもでしばり、雨の当たらない軒下など風通しのよい日陰につるしておきます。

色ツヤがよく貯蔵性にすぐれる「ネオアース」

新規会員登録

全国のあすたいむ倶楽部