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第12回「ソラマメ」

■タネまき・間引き

発芽適温は15〜20℃、生育適温は16〜20℃。ソラマメは冬越する作物なので、タネまき時期が大切です。早まきして生育が進みすぎると、寒害を受けやすく耐寒性の強い幼苗(本葉5枚まで)で、冬を越すようにします。タネまき適期は10月下旬〜11月中旬で、コンテナは容量の大きい大型プランターがおすすめです。株間は25〜30cmとし、1穴に2〜3粒タネをまいて本葉2枚までに1本に間引きします。発芽するころに鳥害を受けやすいので注意します。育苗する場合は9cmポットに2粒まきし、根鉢が回った本葉2枚ごろに植え付けます。

■防寒と支柱立て

12月下旬〜2月は、寒さが一番厳しくなります。霜よけに、寒冷紗(かんれいしゃ)や不織布で覆うとよいでしょう。2月に入って茎が伸び分枝するとともに株が大きく広がるので、支柱を立てひもで周囲を囲みます。

防寒(不織布)
支柱立てと誘引

■追肥・病害虫防除

3〜5月は月に2回程度、化成肥料を軽く1つまみ(10g程度)を株元に追肥します。
気温が上昇する4〜5月は、アブラムシの発生が多くなるので、早めに防除するようにしましょう。

■収穫

上を向いていた莢が、下に垂れたら収穫どきです。莢を触って大きな豆が確認できたら、ハサミで摘みとります。

3粒莢が高く、食味のよい「三連」

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