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第4回「ホウレンソウ」

■タネまき

発芽適温は15〜25℃、生育適温は15〜20℃で、冷涼な気温を好み、高温には弱い性質をもちます。
プランターの表面をしっかりならし、2条(条間10〜15cm)のまき溝をつくって条すじまきとします。タネは1cm間隔にまき、1cm程度の覆土をして、たっぷり水やりします。
発芽するまでは、表土が乾かない程度に水やりをします。発芽後は表土が乾いてきたらたっぷりやり、過剰にならないように注意しましょう。

■間引き

タネまき後、3〜4日で発芽してきます。1回目の間引きはタネまき後7日目ごろ、双葉が展開して本葉が見え始めたら、3〜4cm間隔に間引きます。
2回目の間引きは本葉3〜4枚のころ、さらにもう一度5〜6cm間隔に間引きます。
間引きしたものは、サラダや汁の実に利用するとよいでしょう。

■追肥

2回目の間引き後に、10g程度の化成肥料を追肥し、株元に軽く土寄せします。
中耕と土寄せを兼ねて、タネまき後17〜20日目ごろ、草丈8〜10cmの時に行います。

※液肥を使用する場合は、週1回を目安に500倍液肥を水やり代わりに施す。

■病虫害の防除

タネまき後すぐに、「防虫ネット」を利用して栽培すると収穫まで、ほとんど農薬をかけずに済みます。
ネットとプランターに隙間ができないようにしっかりと四方を止めておきます。

■収穫

草丈が20〜25cmになったら、順次収穫します。春まきでタネまき後30〜40日、秋まきなら30〜50日程度で収穫することができます。また、晩秋から初冬の寒冷期になると、寒さにより葉の甘みが増しておいしくなります。


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