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センスが光る寄せ植えレッスン パンジー&ビオラ

露地植え

 パンジー、ビオラは花壇はもちろん、植え込みの間やアプローチわきなどのわずかな場所でも楽しむことができます。

色合わせのコツ

・まずは全体をイメージする

 限られたスペースにたくさんの色を取り入れると、まとまりのない植栽になってしまいます。 自分の好きな色を中心に濃淡で組み合わせたり、その色と対照的な色を組み合わせたりして、まず全体のイメージを考えることから始めましょう。

・大輪パンジーとビオラの出会い

 大輪パンジーには根強いファンも多く、ほかの品種にはない存在感があります。花がら摘みがちょっとめんどう、という方にも向いています。 しかし、粗密でいえば、小さな花を多数咲かせるビオラを密とすると、大輪パンジーはどうしても粗い印象があります。 花壇に植える場合、特に近くから見ることになる門まわりや通路沿いでは、大輪パンジーだけを植えるのではなく、ビオラも組み合わせて植えることで、間を埋めてくれるようになります。 パンジー‚イオナ・ブルー‘とビオラ‚ビビ・フロスティブルー‘のように似た色のビオラを選ぶと、大きさに変化が生まれ、リズム感を出すことができます。 その際、濃淡をつけるとさらに変化を楽しめます。濃い紫色のパンジー‚イオナ・パープル‘に淡いビオラ‚ビビ・ラベンダーシェード‘を組み合わせるとやわらかい印象に仕上がります。 淡いパンジー‚イオナ・ピンク‘に濃いビオラ‚ビビ・ライトローズウィズブロッチ‘を組み合わせると締まった印象を与えます。

・個性的な品種はシンプルにまとめる

 花壇のように多くの株数を植える場合は、個性的な品種を集めることは避けましょう。個性と個性がぶつかり合い、せっかくの魅力が引き出せなくなるだけでなく、かえってうるさい印象を与えてしまうからです。 パンジー‚オルキ‘のように個性的な品種を用いるのなら1品種、あるいは同じ系統の中から色の近い品種を選び、ほかの植物はシンプルなものと組み合わせるのがよいでしょう。

立体感を出す

・草丈の高い植物と組み合わせる

 パンジー、ビオラの草丈は高くても20㎝程度で、どうしても平面的な植栽になりがちです。変化を出すためにはそれなりの工夫が必要になります。まずは、草丈の高いほかの植物と組み合わせてみましょう。 冬から早春に開花する植物は、ほかの季節に比べると数少ないですが、早咲きのストックやキンギョソウなどは年内から流通するので、これらと組み合わせるとよいでしょう。高性種のハボタンや踊りハボタンも寒さに強いので使いやすいです。

・草丈の高い植物と組み合わせる

・春咲き球根と組み合わせる

 植栽時にスイセンやチューリップなど春咲きの球根類を一緒に植えておくと、春には球根類の花や葉が伸びて変化が出ます。

・花壇に鉢を入れ込む

 花壇の中に鉢植えのパンジー、ビオラを入れ込みます。同じ高さの品種でも変化を出すことができます。

さっそく作ってみよう!

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