※培土はタキイ「たねまき培土」「育苗培土」を利用するとよいでしょう。
9cmのポリポットにタネを2~3粒播き、土をかぶせて水をやります。
(※苗を育ててから鉢やプランターに移植する)
発芽後、土の表面が乾いたら水やりをします。本葉2枚の頃に生育のよい株を一本だけ残し間引きします。
本葉3 ~ 4 枚くらいになったらプランターに植え替え(移植)します。タネまき後30日くらいを目安に。
プランターに1~2株程度定植します。3株以上植えると、葉が込みあい生育が悪くなります。生育期間が長いのでなるべく大きくて深いプランターを利用するようにしましょう。
プランターに支柱を立て、ネットを張ります。風に飛ばされないようしっかりと支柱の上部と下部を固定します。つるが上に伸びてきたら週に1回を目安に、ネットに絡め(誘引)ます。
本葉6~7枚になったら先端を摘芯し、わき芽を3~4本伸ばします。(ネット全体を葉で覆うようにつるを誘引)
実ができ始めたら、月に2回、化成肥料10gを土の表面に与えるか、週に1回、液体肥料を与えるようにしましょう。
つるが支柱の高さに達したら、先端(生長点)を摘芯します。
果実がそれぞれの品種に応じた適期の長さになったら収穫です。
<短太系>太れいし:15 ㎝ 島さんご:20~25 ㎝
<大長系>さつま大長:35 ㎝
※収穫が遅れると黄色くなり完熟してしまうので、早めの収穫を心がけてください。
ウリ科のつる性一年草。
主流は「アバシー」と呼ばれるニガウリで、果長は約20~25cm。その他、果長が35cm程度になる大長形や、果長15cm程度で胴張りがよい短太系など様々な種類がある。果色は濃緑が主流で、鮮緑色、白色種もある。耐暑性にすぐれ、「緑のカーテン」や壁面緑化の植物として定番になっている。
ウリ科のつる性一年草で、夏に黄色い花を咲かせる。生育旺盛で、比較的土地を選ばず栽培容易。緑のカーテン用として利用価値が高く、果実は長形で淡緑色の果皮で果面に浅い縦溝が入り、肥大が早い。熟すと果肉内に網状の繊維が発達し、タワシなどでの利用が可能。茎からとったヘチマ水は、化粧水などに利用されており、若い果実は酢の物、和え物、炒め煮などに食用される。
ウリ科のつる性一年草。
ユウガオの仲間で、夕方に白い花を咲かせ、棚作りとして観賞用や夏の日よけ用に栽培される。小型種は、1つるに多く着果し、加工して玩具や飾り物などに用いられる。大型種は、容器として利用される大型のものが収穫できる品種もある。完熟果を加工して、飾り物や水や酒を入れる容器として昔から世界各地で栽培、利用されている。
マメ科シカクマメ属の一年草(熱帯地方では寒さで枯れないため多年草扱い)。実の断面がひだのついた四角形なのでこの名前がある。10~12cm程度の未熟の莢をてんぷらや、軽く茹でてサラダなどに利用する。秋に地上部が枯れてくれば、株元に小ぶりのイモ(根茎) ができるので、これも茹でて食べるとおいしい。青色の花も美しいので観賞用や「緑のカーテン」にも最適。
マメ科の一年草。別名、サイトウ(菜豆)、サンドマメ(三度豆)という。つるあり種とつるなし種があり、緑のカーテンには、つるが2~3m伸びるつるあり種を利用する。花は白またはピンク色。長さ10~20cmの丸莢種や、長さ15cm程度の平莢種などがある。地方によっても好みの種類が分かれ、多くの品種がある。
一年生のつる性で、温暖な気候を好み、低温に弱い作物。タキイには、うどんこ病、べと病に強い品種もあり、栽培しやすい。普段食べているキュウリは、肥大途中の未熟果で水分が95%以上と多く、カリウムが豊富なことから、利尿作用があるとされている。果実がたくさんなるので、定期的な追肥を行う。
つる性で暑さに強く、生育旺盛で土地を選ばず作りやすい。種皮の色は赤や黒がある。莢は淡緑色で房状につき、長さは10cmから60cmを超えるものまで、品種によって異なる。莢はやわらかく、煮物やお浸し、油炒めなど夏野菜として利用される。
夏に白またはピンク色の花を咲かせ、実の莢は非常に大きく30~50cm程度になる。生育旺盛で耐暑性があり、栽培容易な作物。つる性で草丈は2m以上になる。一般には若莢を味噌漬、酒粕漬、塩漬などにするほか、種子を砂糖漬、いり豆などにする。加工原料としては福神漬、粕漬などに用いられる。最近は、健康食品、健康茶として注目されている。
マメ科のホドイモの仲間。「ポテトビーン」とも呼ばれ、連なってイモができる、つる性多年草。定植後、1週間程度でつるが伸びはじめ、そこから1カ月くらいたつと桃色の花が咲く。イモは栗のようにホクホクでおいしく、ボイル、揚げ物、煮物に利用できる。
東南アジアではよく栽培されているツルムラサキ科の植物で、「アカザカズラ」「長生百薬」などの別名がある。ミネラルを豊富に含む栄養価の高い注目食材で、茎葉やムカゴを収穫し、炒め物や汁物の具に利用。噛むうちにモロヘイヤのようなとろみがでておいしい。ハート形の葉で観賞用にもおもしろい。
市場流通では「ナガイモ」の流通量が圧倒的に多い。ナガイモは、粘り気が少なくあっさりしていて、料理しやすいため、消費が伸びている。つるが伸びて葉が光合成を行い、肥大根を太らせる。ナガイモは、ヤマイモの代表品種で水分が多く、粘りは比較的少ない。サクサクとした歯触りがある。他にヤマイモの仲間にヤマトイモ、ツクネイモなどがある。
ウリ科のつる性植物で、多数つける洋ナシ形の果実は中央に大型の種子が1つだけでき、発芽まで果肉と種子が分離しない。4~5月に芽出しをして実のまま植え付ける。1株で100個以上結実し、収穫は降霜期まで。塩漬やミソ漬、汁の実などに利用する。温暖な地域での栽培に適し、白実や青実といわれる種類がある。
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