カブは秋から冬の生育がスムーズで、気温が下がると甘みが増すため一番の栽培適期になります。(9月上旬〜10月中旬)
コンテナの底に鉢底石を敷いて野菜専用の培養土を入れ、ウォータースペースを2cmくらいとります。
小カブ栽培では条間を10〜15cmあけ、2条のまき溝をつけます。1cm間隔でまくようにします。
カブの葉はアオムシやコナガの幼虫などの食害も多いため、播種後すぐに太い針金などを利用して「防虫ネット」を被覆するようにします。この際、ネットのすそをしっかりとプランターに囲い、脇から害虫が侵入しないにします。一度入り込むとネットの中でどんどん増えていき、反対に虫を飼育していることになってしまうのでご注意を!
小カブの場合、タネまきから約7〜10日後、本葉1〜2枚程度までに、3cm間隔となるよう間引きます。間引き後は周りから軽く土寄せし、十分に水やりします。
1回目の間引きから1週間後、本葉が3〜4枚のころ、2回目の間引きを行います。6cm間隔になるよう間引いた後、株元へ土寄せします。
2回目の間引きから1週間後、本葉5〜6枚のころ、12cm間隔になるよう最終間引きをします。間引き後、株元に土寄せします。
2回目と3回目の間引き後に
化成肥料を軽く1つまみ(約10g)
小カブの場合は、3回目の間引きから2〜3週間、
根の直径が5cmくらいになったころが収穫の目安です。
葉の付け根を手で持ち、引き抜きます。
カブは、株間が込みあった状態にしておくと、形がゆがむことがあります。適切な管理と適期の間引きなどで、きれいなカブを育てましょう。また、収穫時期が遅れると大きくなりすぎて根が割れ、またスが入って品質が落ちてしまいます。そうなる前に適期で収穫してください。
カブの葉にはビタミンB・Cやカロテン、鉄分などが豊富に含まれていて、カブそのもの以上に栄養満点です。炒めたりみそ汁に入れたりして、残さずいただきまょう。食物繊維も多く含むので、美容にもばっちりです。収穫後すぐに食べない場合は、葉を付け根から切り離し、別途保存しておきましょう。でないと葉が黄色く変色してしまいます。でも、せっかくの新鮮野菜、なるべく早く食べてくださいね。
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