ササユリやヒメユリなど、昔から日本人に親しまれてきたユリは、美しい花を咲かせる、日本を代表する草花の1つです。
北海道のエゾスカシユリから沖縄のテッポウユリまで、ユリの自生がない所はほとんどないといっていいほどで、野生のユリに恵まれた国に暮らす私たちのとって、ユリはとても身近な存在です。
朝鮮半島原産の小型ユリ。葉は針形で非常に細く繊細で、茎の下半分につきます。和名のマツバユリは葉の形状が松葉に似ていることからつけられたもので、淡い紫桃色のかわいい花を咲かせます。暑さに少し弱いので、山野草として鉢で栽培するとうまく育てることができます。
朝鮮半島から満州に原産するユリで、和名の「コマユリ」は「高麗ユリ」に由来します。多数の葉をつけ、葉には細かい毛が密生しています。花色は朱赤で基部に斑点があり、花弁はよく反転して手毬形になります。草丈は50〜90cmで、栽培しやすく、庭植え、鉢植えに適しています。
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